設置について
どんな床仕上げ材が使えますか? | |
フローリング、カーペット、クッションフロアー、コルクタイルはもちろん、タイル、畳、大理石などにも使用可能です。但し、材料の厚さが増すと、熱が伝わりにくくなり、暖房性能が発揮できなくなる可能性があるため、仕上げ材によっては注意が必要です。 * アクアレイヤーは、根太式構造のため仕上げ材によっては、 根太の上に捨て貼りをする場合もあります。 |
無垢床材でも使えますか? | |
含水率を5%以下に人工乾燥を施された物をお使いください。ムク床材は天然のため、季節による空気中の湿性変化や床暖房の熱により伸縮や反りなどムク床材特有の動きがでます。一般的に床暖房を使うと、その動きが大きくなりますが アクアレイヤーは体温以下の35℃と低温であることと対流によるこもり熱を運ぶ性能があるため、床材にとって大変やさしい床暖房です。 |
リフォームでも使うことが出来ますか? | |
出来ます。どんな暖房でも同じ事なのですが、断熱を十分にすることをお勧めします。リフォームで太陽熱を利用する場合、蓄熱層としての利用も出来ます。 また、OMソーラーのように屋根集熱をして、二階に蓄熱をする場合は特に有効です。 |
外断熱と壁内断熱とでは、どちらを選んだらよいですか? | |
蓄熱量の大きなアクアレイヤーでは外断熱をお勧めします。外断熱は建物全体を断熱材でくるむことになり、構成している全ての材料を蓄熱材にすることが出来、温度変化の少ない安定した温熱環境の家にすることが出来ます。どんな住宅でも断熱材をしっかりさせることはランニングコストを下げると同時に快適性を上げる最も重要なポイントとなります。 ※参考「イゼナの考え方・住まいづくり講座」へ (株)イゼナCEO前田誠一氏 |
アクアレイヤーは部屋の床面に対してどれくらいですか? | |
冷たい床面と暖かい床面の不快な温度差を作らないために敷設率は出来るだけ100%にすることが理想的です。一般の床暖房とは違い、部屋の部分部分に入れるのには向いていません。アクアレイヤーは、床全面に敷設することで、身体に負担がかからない体温以下の優しい温度で快適さを得られるシステムです。部屋の一部分だけに敷設すると、暖房効果を得るために設定温度を上げなければならず、低温やけどの問題や温度ムラが発生し、快適さが損なわれてしまいます。 |
吹き抜けの部屋でも大丈夫ですか? | |
「吹き抜け」といっても色々な構造があるので、それらを検討して床暖房で足りるような設計をする必要があります。「吹き抜け」は、吹き抜けを通して熱が逃げることになり、吹き抜けがない家に比べるとたくさんの発熱量が必要になります。そのため、断熱性能をしっかり考えなければなりません。特にガラス部分は重要ですので最低でもペアガラスにする必要があります。 |
設置の工程はどのようになっているのですか? | |
施工手順 No.1 配線ルート確保 No.2 防水カバーシート設置 No.3 電気シートヒーター設置 No.4 アクアセル設置 No.5 アクアレイヤー注水 No.6 ピンホール検査 No.7 注水口を溶着機にて密閉 No.8 漏水センサー線取り付け No.9 電気シートヒーターの接続 No.10 防水カバーシートで包装 No.11 サーミスタセンサー取り付け No.12 本体工事完了 No.13 コントローラー・リレーボックス取付、試運転 |